大工さんとの距離

久しぶりに今日、現場に行ってきました。年始初めてだったので、和菓子の駿河屋でブッセと最中を包んでもらって、大工さんや塗装屋さんに配りました。
日一日と完成に近づいていく家。楽しみなような、ちょっと寂しいような。寒い時期に頑張ってくれている皆さん、よろしくお願いしますね。
さて、うちの大工さんはふたりです。ふたりとも若くて、ちょっとかっこいいの。施主が自慢するのも変ですが。
最初は、同年代だけにタメ口になってみたり、急にかしこまってみたり、戸惑っていたのですが、最近は分からないことがあれば聞き、見たいところがあれば見せてもらい、と普通に現場にいられるようになってきました。大工さんたちも、この奥さんは、ちょろちょろ写真撮ったり、「ほーこうなってんのね」などと独りごちたりする人なんだ、と慣れてきてくれたようで、距離をはかるような緊張感(笑)がなくなってきて、和やかです。嬉しい。
今は、ひとりが和室、ひとりが造作家具を作ってくれています。その横で、塗装屋さんのおじさんが、壁を平らに摺って、塗装の準備に入っています。塗装屋さんの摺る粉で、みんな頭から真っ白。私も1時間ほどいただけですが、ジャケットから、ぱふぱふ白い粉が。こんな重労働を経て、私の大切な家ができるのね、と頭が下がる気持ちです。
壁の色は、グレイッシュピンクがかった白。まぁ、ぱっと見は白です。廻りふちと幅木は2段階ほど濃い、同じトーンの白にする予定。どうなるかな、変にならないかな、ハイセンスになるかな、とドキドキです。色を決めようとするたびに、工務店の西本社長の「色はとことんこだわらなくちゃ。何いろに塗ってもコストは同じなんですから」という言葉が頭を回って、あぁーこの色でいいのかなぁ!と思ってしまいます(笑)。
明日も行こうっと。